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フランス、パリの高級百貨店「ボン・マルシェ」・2014年秋の日本展

Le Japon s’invite Rive Gauche

フランス・パリの高級百貨店「ボン・マルシェ」が 、2014年8月30日~10月18日の期間限定で、日本特別販売展「Le Japon s’invite Rive Gauche」を開催します。

世界で初めての百貨店と言われるボン・マルシェの創業は1838年、現在ではパリ市内で最も高級な老舗百貨店として知られています。ボン・マルシェの厳選なる商品の選び方は有名で、数多くの海外ブランドにとって、最も憧れの販路の一つと言えるのです。

一度ボン・マルシェに商品を出展出来ると、その企業の商品は、日本国内でも大きなPRとなり、確実な販促効果が期待できます。そのため、ボン・マルシェは、日本ブランドにとって海外進出の大きな一歩となり得るのです。


ボン・マルシェで商品を取り扱ってもらうためには、以下の点を参考にされることをお勧めします。


① 現地の消費者にアピールできる商品名

② ラグジュアリー、または商品のイメージを十分に活かしたパッケージ

③ 現地ブランドにはない特徴、または利用効果


上記の点をクリアしない限り、ボン・マルシェだけでなく、ヨーロッパの海外進出は難しいと意識することが必要です。


① 現地の消費者にアピールできる商品名
日本語の商品名をそのままローマ字にしたり、不自然な翻訳をすると、ブランドメッセージが伝わらないばかりか、ブランドイメージの印象が悪くなります。そのため、日本で販売する時とは別な目線で、ブランド名やキャッチコピーを工夫し、現地の好みや期待に答える必要があります。


「ボン・マルシェ」日本特別販売展・厳選商品の参考例#1

Shigeta
「Shigeta」(シャンプー)

現地の人がこだわるBIO(オーガニック)のイメージを表す緑のボトルには、「Shigeta」というブランド名でなく、商品の特徴を表す「Fresh Spirit」(フレッシュな気分)という言葉が前面に押し出されています。またその下には商品のメリット(Soft Repair)をシンプルに載せ、更に使用されているフォントや花のイラストも繊細なタッチでデザインされ、ヨーロッパ人の好む、エレガントなイメージに仕上がっています。


② ラグジュアリー、または商品のイメージを十分に活かしたパッケージ
ヨーロッパでの日本のイメージは評判が高く、「質、デザインセンスがいいもの」が期待されています。その期待を裏切らない商品の見せ方(=パッケージ)は非常に大切です。また、MUJIやZENの思想の影響もあり、現在では「シンプル&スマート」というスタンスは、ヨーロッパ人の日本商品における「トレードマーク」の一つとしても根付いています。


「ボン・マルシェ」日本特別販売展・厳選商品の参考例#2

Uka Nail Oil
「Uka Nail Oil」

真っ白のパッケージの箱に商品名(Uka)、商品説明(Nail Oil)、そして控え目なブランドロゴのみを表示したデザイン。 内側の箱には文字が一切なく、日本を連想させる菊のような花が描かれています。


③ 現地ブランドにない特徴、または利用効果
大きなポイントとして、現地では決して真似することのできない、日本ならではのノウハウ、作業の細かさ、伝統、日本独特の素材や特性をいかに上手く活かしているか、などが挙げられます。また現地の人にとって、それらがいくら魅力的であっても、日常生活でメリットがない限り、当然関心を持ってもらうことはできません。日本の消費者に好評であった商品だからといって、海外でも売れて当然という考えは捨て、事前に現地市場の現状を把握することは必要不可欠ということとなります。


「ボン・マルシェ」日本特別販売展・厳選商品の参考例#3

Kotoshina
「Kotoshina」

「Kotoshina」は、現在ヨーロッパで高い関心を引いている「抗酸化物質」を含んだスキンケア商品の一つです。「京都の抹茶」を使用していることで、「京都」という知られた名所と、「抹茶」という日本独特の素材で、更なるイメージ効果を生み出しています。 現地ブランドでは類のない、付加価値の高い商品として、仕上がっています。


このような商品と同じクオリティーを目指すのは難しくとも、海外マーケットやパリのボンマルシェなどで出展することができれば、フランスだけではなく 、日本にも逆輸入のような効果も期待でき、海外進出への道が近づくことは、間違いないといえるでしょう。


ボン・マルシェ・日本特別販売展「Le Japon s’invite Rive Gauche」:
http://www.lebonmarche.com/evenements/japon.html

※ SPRINGの海外向け商品開発についてもご覧ください。