海外情報

メゾン・エ・オブジェ 2012(9月7~11日)

2012年9月、パリで開催された、恒例の世界最大のインテリアと雑貨の見本市、パリ・メゾン・エ・オブジェ (MAISON & OBJET)の訪問者数が6万8000人を突破し、その内44%が海外の関係者(バイヤーまたは媒体関係)と発表されました。

メゾン・エ・オブジェは、出展者を厳選することで一定の質を保ちながら、インテリアマーケットにおける新しいトレンドを発信し続けており、全世界のバイヤーと媒体関連者の大きな関心を引きつけている展示会の一つです。

日本からの訪問者数が既に10位以内に入り、日本の中小企業にとっては、メゾン・エ・オブジェは現地のバイヤーと繋がる、大きなチャンスをもたらす効果的な展示会です。一方、2,200以上もの出展者がいるため、経験者からの声として、出展することだけでは現地バイヤーとの販売経路をつかむこと、商談交渉を成功させることはかなり難しいということも指摘されています。

詳しくは、参考書籍として、ジェトロ・パリ事務所が出版した「フランスで日本を売り込め」を一読されることをお勧めします。 現地の見本市での販路の開拓に成功した中小企業11社の経験が紹介されています。

なお、ほとんどの見本市では、たった数日間しかプレゼンテーションのチャンスがないことをふまえると、メゾン・エ・オブジェをはじめ、海外出展を目指すなら、また海外出展を成功させたいなら、事前の準備や開催中の対応力、そしてその後のフォローをきちんと用意することは最も重要なことだといえます。

SPRINGは、日本(京都・東京)とパリの拠点での連携した活動により、現地出展を成功させるためのフルサポートを提供しています。

訪問者の人数と割合、成長率・エリア別(年比)
訪問者の人数と割合、成長率・エリア別(年比)

【参考資料】: MAISON & OBJET・オフィシャルパンフレット

※ SPRINGの海外出展サポートについてもご覧ください。